



灯篭の灯りに見とれながら
神苑(庭園)に入っていきます。
中に入ると見事な枝垂桜が出迎えてくれました。
夜空を見上げると、桜の華が天から雪のように舞い降りてくる
みたいです。
光を受け浮かび上がった枝垂桜が栖鳳池に映り水彩画
のようです。
いよいよ雅楽師東儀秀樹さんの雅楽の始まりです。
3600人が笙(しょう)や篳篥(ひちりき)の幻想的な音色に聞き入りました。
紅色の一重に白の狩衣をあわせた装束で舞台に立った姿は
まさにこの日に、この場所
にふさわしいもの
でした。